先日16日土曜日にお預かりした衣類をお届けに珠洲市の病院へ。

発災から満足に洗えていなかった、病院職員の皆さんへキレイになった衣類をお届けしました。

帰りがけに、お礼を頂いてしまい、申し訳なくなる・・・

そこに書いてあるとおり、珠洲市は未だ断水が続いていて見通しも不確実。

今後どうなっていくのか、みなさん不安しかないと思います。

その後、輪島市の町野地区へ。

ここもそこらじゅうで建物が倒壊していたり、被害が大きい地域です。

地元の刀祢建設さんという建設業者さんから連絡をもらって話をしてきました。

道路を直したりして地元で頑張っているみなさんですが、作業着なんかもやはり満足に洗濯できていないとのこと。

「3日くらい着て服が汚れてても、もうなんか平気になってきた」とおっしゃっていました。

また、その他の支援も徹底的に不足しているとおっしゃっていて、物資が足りなかったりしているのに、物資やキッチンカーなども行政側が断ってしまっているケースなどもあり、とても苦労されて疲弊しているとのこと。

コンビニもないですし、一軒だけあったスーパーもやっていなかったり、まだまだ普通に生活して行くのは無理だなと思いながらお話を聞いていたら、なんと驚くことにこの状態で市は「自立をしてください」と言っていると、耳を疑うような話をお聞きしました。

そりゃ自立は必要でしょうけど、今!?この状態でどうやって自立しろというのか??

書類とか数字とかシステムで、暮らしを回そうとするんじゃない!

もっと現実に即した支援をして、生活再建を考えてくれ!

と怒りにも似た感情が、被災をしていない僕でも湧いてきます。

僕らには洗うことしかできませんが、引き続き支援をしていきたいと思います。

できる範囲での皆さんの後押し、募金のご協力を引き続き宜しくお願い致します。

●支援金受入講座

八十二銀行伊那支店

普通1014569

DSAT災害洗濯支援チーム

デイーサツトサイガイセンタクシエンチーム