朝、七尾のアサヒランドリーさんのところで、品物を積み込み、珠洲へ向かう前に、輪島の春木さんところへ。

春木さんのところで1時間ぐらいお話してきました。

工場内も少し見せてもらったのですが、地震の影響で機械の下や建物のつなぎ目の部分などの床が割れてしまったり、斜めになってしまったりしていました。

これを今度直してもらうって話をしていましたが、クリーニングの大きな機械を一旦全部どけて、やり直すのでかなり大変です。

大きな被害を受けて、被災直後は本当に落ち込んで、なにも出来なかったと春木さんは言っていました。

輪島の街を見た時に、本当にこれからどうなるのか?先が見えんくなったとも。

でも、5ヶ月経ってようやくなにかしようという前向きな気持ちが出てきたと言っていて、「ずっと被災者ぶっとってもいけんのかな」ということも言っていました。

これから地域の人に洗濯屋として貢献したいと言っていたので、輪島は、はるきさんが頑張ってくれそうです。

被災地域を回って現地の人と話をしていると、春木さんのように「ずっと頼ってばっかりではいけないから自立しないとね」と言う人が、ここ最近はとても増えている様に感じます。行政なども自立を促している影響も大きいでしょう。

これだけの災害、自立だ自立だと言って、無理に頑張る必要はないと思うので、まだまだ、頼れるところはどんどん頼ればいい、甘えればいい、と僕なんかは思います。

一方で、ずっと落ち込んでいられる人はいないのも、また然りだと思います。

頑張りたい!と思う人も増えていれば、そこを応援するのも大切になって来たなと感じています。