
2025年2月26日、岩手県大船渡市で発生した山林火災により、3月3日午前11時現在、避難所11カ所が開設され、約1,200人が避難生活を送っています。
避難生活が続けば、「衣類の衛生問題」や「着替えや洗濯の問題」が深刻化します。そのためDSAT(災害洗濯支援チーム)では、2月27日より現地の情報収集を開始しました。
その中で、能登半島地震以降につながりのあった他団体と情報共有を行い、避難所等の状況把握に努めた結果、3月1日に以下のような状況が確認されました。
・約300人が避難する公民館一箇所で洗濯ニーズを確認
・多くの避難者が着の身着のまま避難し、自宅に着替えを取りに戻れない。
・避難所に洗濯機がなく、今後設置されても干す場所が不足する可能性が高い。
・近隣でお風呂の支援はあるが、濡れたタオル等を置いておくスペースがない。
こうした状況を踏まえ、DSATでは支援の実施を想定し、岩手県内のクリーニング店に協力を呼びかけました。その結果、本日、大船渡市内のクリーニング店1軒が洗濯物の受け入れ可能であることを確認しました。
これを受けて、DSATは大船渡への支援を開始し、洗濯ができずお困りの方、着替えがなくてお困りの方へ洗濯支援を致します。
支援内容
対象:大船渡市内にお住いの方
対象の洗濯物:洗い替えが必要な日常の衣類
※火事や煙で被災した洗濯物は対象外となります。それらの支援は別途検討中。
費用:無料
支援をご希望の方は、
TEL090-6549-9170
または
DSATの公式LINEへお気軽にご連絡ください。

大船渡市内のクリーニング店へお繋ぎし、洗濯を支援致します。
支援金受付について
「2025年岩手・大船渡山林火災における洗濯支援」への支援金を、受け付け致します。
DSATの支援活動は、被災地域周辺のクリーニング店が洗濯とクリーニングを請け負い、その費用や資材等を後方支援する仕組みです。
洗濯を必要とする被災者と、支援可能なクリーニング店をつなぎ、その後、洗ってくださった分の洗濯・クリーニング代を全国の皆さんの募金から送るというのがDSATの活動です。
それが最も素早く、被災者と地元クリーニング店双方にとって有益な支援となります。
避難されている方々が、清潔で快適な衣類を着られるよう、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
⚠️お願い⚠️
現在、DSATは能登半島への支援活動も継続しているため、支援金をお送りいただく際は「大船渡への洗濯支援」と区別できるよう、振込名義の前に「オオフナト」をご記入ください。
例:
✗ ヤマダタロウ
◯ オオフナトヤマダタロウ
(「オオフナト+お名前」でお願いします)
◯支援金受入口座
八十二銀行 伊那支店 普通 1014569
DSAT災害洗濯支援チーム(ディーサットサイガイセンタクシエンチーム)
お預かりした支援金は、以下の用途に充てさせていただきます。
- 洗濯・クリーニング費用
- 現地活動費(資材購入費、現地までの交通費・宿泊費など)
※万が一、残額が出た場合には、能登半島はじめ災害の被災地域での支援活動費用とさせていただきます。
周辺のクリーニング店さんへ
今回、受け入れ可能なクリーニング店では、避難所への集荷が難しいとのこと。
引き続き、避難所へ集荷に対応できる、現地周辺のクリーニング店を探しております。
動いてくださるクリーニング店さん、おられましたらご連絡をお願いいたします。