今日は、長野市のスーパー染み抜き職人がルートを回ってくれる日でした。

「今回はサイキョウの助っ人を連れて行く」と聞いていたので誰かな?と思っていたら、奥様と一緒に行ってくれました!

宮崎クリーニング社の宮崎さんの奥様もルート配送時の準備などで、男の人が気づかない細かなフォローを毎回してくださるし、奥様の力は本当に力強い。

僕らのチームは、大きな組織や企業のようにお金もないし人もいない。

家族や会社のスタッフさんの理解と協力がなければ、支援活動が成り立たない。

皆さんの力が本当にありがたいです。

今回は、前回の品物が一台で乗り切るか?微妙なラインだったので北川さん、前田さんの滋賀チームもハイエースで応援に入ってくれた。

北陸地方、朝から雪が心配だったのですが、順調にルート回ってくださいました。
ルートの帰り、北川さんと前田さんから牡蠣の写真が送られて来ました。

牡蠣小屋が営業を再開してたので寄った!と。

道路の状況や水道の状況など、被災地の状況は支援に入るたびに変わっていきます。

そして、やっているお店の状況なども変わってくる。

現地に入った当初は、各地でトイレ借りても大丈夫かな?やっているコンビニとかあっても商品買っても大丈夫かな??など、普通のことでも被災地の貴重な資源をできるだけ消費しないように慎重に行動する必要がありました。

徐々に、そういうのも使いやすくなってきていたりすると、復旧が進んでいることを実感します。

現地のお店もやっているところがほとんどなかったのですが、インフラの復旧とともに今回の牡蠣小屋のように再開しているところも徐々に増えてきています。

商売やっていたら、通常でも様々な不安と葛藤がある。

それが、被災をしてしまったら何倍にもなってしまう。

営業再開しても、お客さんが来なかったりしたら不安になるしお店をやめてしまうなんてこともありえる。

僕らみんな小さな会社の経営者なので、そういうところは痛いほど感じると思う。
だから、現地のお店で買ったり食べたりする、いわゆる“お金を落とす”ということも、支援をしながらみんな常に考えてくださっています。

洗濯・クリーニングの方も、発災から2ヶ月が過ぎ、お預かりするアイテムなども徐々に変わってきています。

前例のないことなので、支援のカタチで毎日頭を悩ませていますが、すべてのことがとても貴重な経験と体験となっています。