珠洲市で避難所になっている飯田小学校も、今回の受付分より新たに県のスキームに入り、DSATが現在定期ルートで受け持っている場所は介護施設の2箇所となりました。
避難所となっている施設は県のスキームに入るけど、介護施設など避難所となっていないところは管轄が違うらしくスキームにすんなり入らない・・・
服を着る以上、服はかならず汚れるので、広く遍く誰しもに洗濯は必要。洗えなくて困っているのに、避難所じゃないからって公的支援に入らないのはおかしいので、スキームに入るように調整をしてもらっています。
また、今の高度にオシャレになっている(なってしまっているかな?)衣生活を考えた時、それを崩さないで洗うことや、機能(今なら着て着て暖かいとか)をしっかり戻すには、クリーニングも必ず必要になります。
それは、平時でも非常時でも変わりません。
前にも書きましたが、現代の暮らし、衣生活を考えた時これはインフラのようなものです。
昨日は、ボランティアの方へも洗濯のご協力ができないかな?と思い、各地のボランティアセンターを回ったのですが、長期でボランティアに入られている方は、やはり洗濯で苦労されていました。
珠洲市のボランティアセンターでお話をお聞きしたボランティア団体の代表の方は、現地の資源を使わないように金沢まで洗濯に行っているとのこと。
珠洲から金沢までは車で片道3時間ほどかかります。
無償で活動をして、貴重な時間を使って洗濯をしておられます。
こういうところは公的な支援等からは漏れてしまうのですが、ボランティアだから当たり前??
それで本当にいいのでしょうか??
自分で洗濯する時間と労力をボランティア活動に当てることが出来たら、もっと復興はスムーズに進みませんか??
その時間、少し体を休めたりすることに、できませんか?
同じ服でも、ただ洗濯機を回すのと、きちんと洗うのとだと、服の状態が変わり、身体への負担なども変わってくるので疲れ方も変わったりします。
復興支援には、様々な支援が必要なはず。
衣食住、暮らしの土台になる部分は、軽く考えずよくよく考える必要があると思います。
平時はもちろん、非常時にはさらに。
国や県などはもちろんですが、広く一般的に、多くの方に考えて頂きたいなぁと、昨日も現地を回って感じていました。