先日、1−3月の収支報告を掲載しましたが、多くの皆さまのご支援のおかげで活動ができ、被災地の多くの皆さんの衣生活を支えることができました。

本当にありがとうございました!

引き続き、支援の形を考えて続けていきたいと思っていますが、業界繁忙期によるキャパ不足など支援が難しい状況が見えてきたりしています。


昨日も被災地を回ってきたのですが、回って感じたことは、発災から時間が経ち、フェーズが変わり、日常に戻ろうとしている。

だから、様々な活動が増え、それに伴って、洗うことが必要になることが増え、洗濯やクリーニングがどんどん必要になっていってるということ。


でも、水が出て、クリーニング屋さんがやっているところもあれば、相変わらず、洗濯もままならず、クリーニング屋さんもないところがあるという事実。



昨日は、まず輪島市門前地区のグループホームへ行きましたが、水は出たものの、何度か着て、汚れたら廃棄してしまう服は相変わらず多い状況を伺ってきました。

その後、輪島市町野地区の建設屋さんへ納品に行った後、すぐ近くの個人でやっているガソリンスタンドでガソリンを入れたのですが、そこのおばちゃんと話をしたら、クリーニング出せなくて困っていたと言われました。

他に困っている人いないか?聞いたら、近くのペンションや民宿で、仮設住宅などを工事している人たちが泊まっているけど、そこのシーツが洗えなくて、困っていると・・・

その後、珠洲市へ行き、地元のお寿司屋さんで話を聞いたら、そこの女将さんも、瓦礫の中からスーツをやっと取り出して来たけど、クリーニング屋さんがないから自分で洗ってシワクチャのまま卒業式に出たと言っていました・・・

また、女将さんPTAの役員さんもやっているそうですが、洗濯できないから、子供たちが体育とか部活とかが制限されてしまうことになり、かわいそうだ・・・と。。。

現場で、話を聞けば聞くほど、こんな人はたくさん出てきて、こちらももらい泣きしそうになるし、洗えない状況を聞いてクリーニング師として申し訳なくなります。


なんとかして、こういう洗えなくて困っている人たちを、少しでも助けたいと思います。


発災から時間が経ち、多くの人の意識から能登半島の地震のことが、薄れてきていると思います。


でも、まだまだ支援は必要です。


引き続き、皆さんのお力添えを宜しくお願い致します。



【募金(支援金)のお願い】

「令和 6 年能登半島地震」により被災された方を支えるため、災害洗濯支援活動に対する支援金として、引き続き受け付けております。

お預かりした支援金は、被災者の洗濯支援活動にかかる費用として使用させていただきます。

●支援金受入口座

八十二銀行 伊那支店 

普通 1014569

DSAT災害洗濯支援チーム

(デイーサツトサイガイセンタクシエンチーム)


引き続き、皆様のご支援とご協力のほど、宜しくお願い致します。活動のシェアも是非宜しくお願い致します!