この日は、 輪島市へ向かいました。
午後から雪が強くなる予報だったので、当初予定していた着物のお届けを延期し、活動時間を短縮して行動することに。
はるきクリーニングさんが預かってくださっていた被災した、着物などのの確認と、輪島市役所でボランティア団体への交通費助成について相談をしました。
市役所での相談と着物の確認を二手に分かれて進め、雪の影響が出る前に戻る段取りを組みました。
着物は水害で被害を受けたもので、泥汚れが少し付いているものやカビが発生しているものもありました。
ただ、全体的にはそこまでひどい状態ではなく、無傷のものもあったりと、着物によって状態にばらつきがある状態で、確認した着物の中から、19点ほどお預かりすることにしました。
また、チャイルドシートや靴なども確認し、現地で対応できるものはその場でお願いし、難しそうなものは持ち帰ることにしました。
昨年末に、お預かりして長野の革の達人にお願いしていた、革のジャケットもお届けしました。
その後、雪がひどくなる前に戻ることができましたが、新潟・長野の県境ではやはり雪が激しくなりました。
早めに帰路についたこともあり、無事に活動を終えられましたが、冬の活動はどうしても行動範囲や時間が限られてしまうので、悩ましいところです。
DSAT号 走行距離:945km
●被災地域の皆さんへ
地震や水害の影響で、衣生活にお困りのことがありましたらDSATまでお気軽にご相談ください。
被災して諦めかけた着物など大切な衣類の再生も支援しています。
●全国の皆さまへ 募金のお願い
DSAT災害洗濯支援チームは令和6年1月に発生した能登半島地震をきっかけに立ち上がった、災害洗濯支援チームです。
全国各地の国家資格であるクリーニング師の有志が、被災地域のクリーニング店と連携し活動することによる地元の復興支援、そして、被災された方々が清潔で気持ちのよい衣類を「当たり前に着られる」衣生活を支援するという、これまでになかった災害支援を行っています。
DSAT は全国の皆さまから、被災地域の皆さまへの支援のお気持ちを「募金」という形で送って頂くことで、状況に応じた柔軟な支援活動を展開しています。
皆さまからの支援が集まれば、それだけ被災地域の衣生活を支える手助けをすることができ、少しでも復興への歩みを応援することができます。
皆さまからのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
●支援金受入口座
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普通 1014569
DSAT災害洗濯支援チーム
(デイーサツトサイガイセンタクシエンチーム)