DSAT災害洗濯支援チーム 2024年1−11月の支援活動収支を下記の通り報告致します。

2024年12月15日 DSAT 災害洗濯支援チーム 代表 中村祐一

11月にDSAT活動用の車輌を購入しました。

1月からの洗濯支援活動で、うちの車も5万キロに近い走行距離になったり、他のメンバーの車も支援中に被災地の解体作業から出たであろう釘を踏んでタイヤがパンクしてしまったりと、消耗がどうしても激しく、車の問題はずっと懸念事項でした。

支援活動をしていて車が潰れても、タイヤの費用やオイル交換の費用などをしてもそれらは各自で対応するしかなく、10月くらいからでしょうか?活動用の車を探していました。

DSATの車両でなくて各自の車両だと、支援時のガソリン代など以外は、タイヤの費用やオイル交換の費用はじめ車両に関わる費用を頂いたご寄付から出すというわけにもいかない・・・となると、ずっと持ち出しにせざるを得ませんでした。

レンタカーなども検討するのですが、毎回借りるとなると費用の面でも、手間の面でも厳しいなとなり、使わなくなった車がないか?聞いてみたり、自動車販売店さんなどにも車輌の提供など頂けないか?聞いてみたりしていたのですが、やはり難しく・・・

今回、中古車を買うという選択になりました。

見つかったのは2011年式で新しくはないですが、走行距離が37,662kmと少ないTOYOTAのヴォクシーです。

ワンボックスタイプですが、3列目のシートがもともと無い5人乗りのモデルで、洗濯物やクリーニング品も積むことが出来ます。

僕らの支援活動用として都合のいい車が見つかりました。

災害洗濯支援活動に何が必要ですか?と聞かれたら、真っ先に「車!」と僕らは言うだろうとメンバーで話すくらい、車輌は重要だなぁとこれまでの支援を振り返ると実感します。

今後も、必要な支援は何か?考えながら支援を継続していきます。

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【募金のお願い】

DSAT災害洗濯支援チームは令和6年1月に発生した能登半島地震をきっかけに立ち上がった、災害洗濯支援チームです。

全国各地の国家資格であるクリーニング師の有志が、被災地域のクリーニング店と連携し活動することによる地元の復興支援、そして、被災された方々が清潔で気持ちのよい衣類を「当たり前に着られる」衣生活を支援するという、これまでになかった災害支援を行っています。

DSAT は公的な支援がなく、全国の皆さまから、被災地域の皆さまへの支援のお気持ちを「募金」という形で送って頂くことで、状況に応じた柔軟な支援活動を展開しています。

皆さまからの支援が集まれば、それだけ被災地域の衣生活を支える手助けをすることができ、少しでも復興への歩みを応援することができます。

皆さまからのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

●支援金受入口座

八十二銀行 伊那支店

普通 1014569

DSAT災害洗濯支援チーム

(デイーサツトサイガイセンタクシエンチーム)