この日は、須坂の近藤さんと一緒に能登を回りました。
僕が、「運転します!」と言っても、「いいよいいよ大丈夫」と、いつも能登半島をほとんど運転してくれてとてもありがたい。。。
北陸道から能越道へ入り、七尾市の良川屋クリーニングさん、アサヒランドリーさんに寄り、能登半島を奥に進む。
ルートとして行くのは、珠洲のみですが、時間を見ると少し早い。
ということで、急遽、輪島方面へ回り、2月の終わりから3月にかけてDSATの輪島方面のルートを担ってくれていた、はるきクリーニングさんへ。
春木さんにいろいろ話を聞くと、輪島の個人のクリーニング屋さんは、今回の震災でほとんど辞めてしまうんではないかと言っていました・・・
能登半島はもともとクリーニング屋さんが少ないですが、さらに地域からクリーニング屋さんがなくなってしまう。。。
震災前に戻ることが難しいというのは、とても考えさせられるし悲しい・・・。
輪島の後、珠洲へ向かい、堂端クリーニング店さんへ。先日お願いしたあみだ湯さんの品物をピックアップして、一緒にあみだ湯さんへ。
その後、前回、新しく寄ってみていた集会所へ行き、新たにお預かりしてきました。
ここで避難生活されている皆さんは、ここに移る前はビニールハウスで避難をされていたのですが、気温が上がってビニールハウスでは生活できなくなり移動したとニュースにもなっていました。
いわば、自主避難所なのですがこういう場所は公的な支援が届きにくく、洗濯支援も石川県の公的な支援の対象になりません。
生活の中で衣類を洗うことは誰しもに必要なのだから、指定の避難所以外で避難生活する人も公的な支援が受けられるようにしてもらいたいなと思うのと同時に、現状、公的な支援から漏れてしまっていることのフォローや、公的支援の限界や弊害も当然あることを考えると、DSATみたいに柔軟に動ける存在はやっぱり必要だなぁと感じます。
預かった品物を七尾の良川屋クリーニングさん、アサヒランドリーさんに寄り、帰路に。
その後帰り途中に、羽咋の千里浜近くの温泉施設ユーフォリア千里浜さんへ向かうことに。
震災の影響で人が来なくて困ってるってTwitterでみたので寄って帰ることに。
受付の女性の方が「今日もお客さん少ないです・・・」って言っていて、震災の影響は色んなところに出てくるなぁと実感。。。
こういうところを見ても、平常というのがまだ遠いというか、震災前の平常と変わってしまう部分も多いのかなと感じます。