ここ半月くらいで、水が来たところが増えて、状況が良くなったと言う人がだいぶ増えた感じを受けます。

クリーニング屋さんもやっているところはポツポツとですが出て来ています。

この日、珠洲市で再開した個人のクリーニング屋さんの堂端クリーニング店さんに寄ってお話をしてきました。

これまでも2度ほど寄って、お話をしていましたが、この日珠洲市のあみだ湯さんで受けた品物を堂端さんがやってくださることに!

昭和23年生まれの76歳という堂端さん。うちの親父より2つ上だ。

そんな珠洲市の地元のクリーニング屋さんが、またクリーニングを再開して頑張ろうとするのもすごいことだし、嬉しいこと。

更に、地元の洗濯クリーニング支援を引き受けてくれるのもとても嬉しいことです。

被災地に近いクリーニング屋さんが被災地の洗濯クリーニング支援をする。

これは簡単なようで、他人の支援をするのは二の足を踏むというか大変なことだと思います。

自身も被災していればなおのこと。

だから、活動をやりやすいように後方支援するというのは、DSATの大きな立ち上げ動機。

皆さんから送って頂いた募金は、こういった現地のクリーニング屋さんが洗ってくださる支援活動のために使わせていただいています!

今までは、被災してとにかく洗えない状況だったのが、水が来たところが増えたりして、この1ヶ月ちょっとで生活が戻ってきている人が増えています。

なので、とにかく洗って欲しいという人は、少なくなっている感じにはなっている。

行政などは「自立を」ということも増えて、多くの被災者の方が自立しなくてはという意識にさせられているのも感じます。

なので、自分で一応なんとか出来るので、表に出るニーズはかなり少なくなって来てる。

でもあくまで、表面上。

「洗えてる」と言っても、様々で、よくよく聞いたらどこかに出かけていって洗っているとか、水をタンクで入れて洗ってるとか、ものすごく忙しい中洗っているとか、様々な状況がある。

これからさらに気温が上がれば洗濯の頻度も上がる。自分で洗えるけど、代わりに洗ってあげたら助かるという人なども、潜在的にかなり多いと感じます。

また、家の片付けなども本格化して行くと、今後の暮らしで使うためにクリーニングが必要なものも出て増えてくるはず。

まだまだ先にある復興に向かうために、クリーニング師はどんな役割を担うべきなのか?どんな関わり方が出来るのか?

改めて考えながら、支援を継続しています。