週2回、回れる体制が出来つつあり、初めて平日に支援に回ることに。

実は6日の火曜日に回る予定が、まさかの大雪で通行止めのオンパレードで石川入りを断念。

改めて、8日に回ることにし、朝5時ちょい前くらいにアトリエを出発。

途中の小布施PAで、長野市のスーパー染み抜き職人が前回の染み抜き品など、持ち帰った品物を完璧に仕上げて、早朝にもかかわらず届けてくれた。

品物と一緒に、「飛べ!」と、怪しいエナジードリンクをもらった(笑)

その後、石川の宮崎クリーニング社さんまでひた走った。

到着後、間も無く、「品物いっぱいで、乗り切らんやろ!?うちの2トン車で行ったるでー!!」と、連絡をくれていた滋賀の京屋クリーニングの北川アニキが、同じく滋賀のマエダクリーニング前田会長と駆け付けてくれた。

いろんな人が被災地のために動いてくれている。

他にも、行くよ!と言ってくれている方々もいるが、刻々と変わる状況に上手くタイミングが合わなかったりして、来て頂くことが出来ていない人もいて申し訳ない。

この日は、新たに七尾市のクリーニング屋さんの山本さんも合流してくれて、一緒に回ってくれた。山本さんの所も水道が復旧したので、集配もして自分のところで洗ってくれることになった!

前回、キャラバンに乗り切らないほど品物が出てしまい回りきれなかった、能登町の松波中学校、小木中学校の避難所を今回、回ることができた。

小木中学校では、前回行けなかったので「もう来てくれないかと思ってたー!」と1人の女性の方に言われた。お待たせしてしまいすみません!

今回は、最後に能登町役場を回った。

向かう途中に見た、夕方の能登町の海と空がとてもキレイだった!

役場に着くと、前回行列になるほど大量にお預かりした洗濯物やクリーニング品の仕上がりをみなさん待っておられて、順番にお返しした。

その後、役場の方と経産省の方とミーティングをした。その経産省の方がDSATの活動をニュースやSNSで知って、事前に連絡をくれていたからだ。

住民の方に洗濯とクリーニングを届けるためにいろいろ話し合った。経産省の方が、同じく能登町に出向して来ている内閣府の方や国交省の人なども途中で連れて来てくれて、障害になっている様々なものを突破する手立てがないか?いろいろ探ってくれた。

が・・・こちらの思うようには行かないことばかり、なかなかもどかしい!!

ミーティング終わって帰ろうとすると、そこの避難所にいるおばちゃんが「これ最後これだけだから、食べて行ってー!」って煮物みたいなものをくれたので、職員の人たちと一緒に頂いた。謎の一体感が生まれる(笑)みなさん、被災地のために各省庁や他の都道府県から来ている人たちばかりだもんな。

食べ終わって、役場の外に出ると、外はもう真っ暗だった。

そこから、宮崎さんのところに戻ってみると、22時過ぎ。

宮崎さんと宮崎さんのところのマネージャーをされている北川さんが品物のタグ付けをしていた。本当に頭が下がる。

その後、宮崎さんのところを出たのが23時過ぎくらい??

家に着いたのは、日付変わって朝4時くらいだったかな??

「24時間戦えますか」のリゲインのCMが脳内再生(笑)

今回も、目まぐるしい1日だったけど、なんとか走り抜けた。

DSATは本来、後方支援のためのチームなので、そんなに前線で動いていてはダメなんですが・・・

現地で動ける人がいなければ、働くしかない!