今回は石川県のクリーニング組合さんとも連携が取れて、一緒に作業をしたり、これまでの七尾市からさらに奥に入った穴水町、能登町、輪島市などへも今回支援先を繋ぎました。

今後の支援活動は石川県内のクリーニング屋さんがメインとなり洗濯とクリーニングの作業を行なって下さいます。

被災地に近いけれど 被害の出ていないところのクリーニング屋さんが被災地の避難所へ行き洗濯物を預かる。そして、洗濯・クリーニングをして避難所へお返しする。 その形が災害洗濯支援として理想です。

クリーニング屋さんは、日々やっている仕事を避難所などに向けてやるだけですが、ただ、災害支援となると、時間やコストの面で負荷がかかりやすい。

なので、この支援活動を実行し持続やすくするために、仕組みを考えたり、自治体や避難所等支援の要請があったとことの交渉や受け入れの調整を担ったり、被災地から遠く現地にはなかなかいけない人たちから支援金を募りそれを現地で活動してもらうクリーニング店さんの活動資金に当てるようにしたりが必要になります。

現地で支援する人を全国の人が支援出来るシステムをDSATで今回作りましたから、ここから現地のクリーニング屋さんの後方支援をより頑張りたいと思います。

NHKや日経新聞等にも洗濯支援の活動を取り上げてもらっています。

ニュースを見た方が、「クリーニング師が国家資格とは知らなかった!」というようなXの投稿などもありました。

クリーニング師が果たすべき社会的な使命も今回の活動を通してより明確になって来ています。

僕らの仕事が社会に対して果たすべき役割とは何か?クリーニング業の本質とは何か??その辺りも多くの皆さんとシェアして考えていきたいなと思っています。